あにぃは静かに瞼を閉じ、俺に触られるがままに、身体の中の声に耳を澄ますようにじっとしている。btkが立っているのが衣越しにもはっきりわかる。俺はあにぃの唇を吸い、時折、口を離すと、あにぃののどの奥から「あふん」と甘えるような声が漏れる。俺はあにぃの上衣をはだけてあにぃのbtkに吸い付く。
あにぃは、うっとりした表情になって、「あふ〜ん」「あふ〜ん」と鼻にかかった甘え声を漏らす。
いつもは俺が先に声を漏らすのにあにぃが先に俺に甘えている。こんな凜々しい新品の衣を着ているのに無防備に俺に甘えて。俺が仔馬の役なのに肌馬のほうが仔馬に甘えている、と可笑しくなる。
「あにぃ、気持ちがいいのか?・・こんなの初めてだぞ、すごく良いんじゃないのか?」
と聞くと、あにぃは我に返ったように上衣でさっとbtkを隠し、「お前のも吸う」と言って、俺のbtkを吸ってきた。
あにぃの髪に手をやり髪をなでているとあにぃが子供のようにかわいらしく思える。しかし、すぐどうにもくすぐったくてしかたなくなり、俺は吹き出してしまった。
「ダメだ、今日は俺はくすぐったくてダメだ」
あにぃがいつものように俺の身体をひっくり返してケツを撫でようとするのを察知し、俺は今日は先手を取ってあにぃの身体の上に馬乗りになり、もう一度あにぃの上衣をはだけてあにぃのbtkにさっと吸い付いた。
虚を突かれて、あにぃの腕の力がすっと抜ける。
「あにぃ、さっきみたいに、もっと、あんあん言って」
あにぃは、身体をくねらせ「・・やめろ・・」とかすれた頼りない声で言うが、俺も気持ちの良いときにやめてと言ってしまうことがあるのでわかる、これは相当気持ちが良いということだから、やめなくても良い。あにぃが本気で止めて欲しい時は、こんな頼りない感じで言わない。「やめろ」と言って俺を突き飛ばしてでも止めさせる。