>>72
「ああ、どうしてこんなに?」とあにぃは言う。
今日のあにぃはもう俺を逆襲できないだろう。俺は今、あにぃを玩具のように思い通りにしている、と思った。
「どうして、って、俺があにぃの乳に毒針を刺したから」と俺は勝ち誇って言う。
「あぁナギ・・あぁナギ・・」と、あにぃはすすり泣く。
 俺がbtkをわざと無視すると、あにぃは耐えられずに「あぁ、ああ」と鳴いて、両手で自分のbtkを擦って、身体をよじる。俺がそれを真似てbtkを擦ってやると、あにぃは自分で擦った時よりももっとたくさん鳴き、もっと大きく身体をよじる。
 
 あにぃの白い綺麗な上半身には、ぽちっと3つの点が付いていて、それは夏の天の川にぽちっと付いている3つ星のようだ。https://kids.yahoo.co.jp/zukan/astro/summer/0016.html
 あにぃが身体をよじるたびに、3つ星の形が変わり、二等辺3角形が崩れたり戻ったりする。btkを自分で触れなくしたら、あにぃの3角形はもっと捩れるんじゃ無いか?と思い、俺はbtkを軽く舌で転がしすぐ離し、あにぃの両手首を束ねてあにぃを観察する。あにぃは予想通り、恨めしそうに身体をくねくねと捩らせた。三つ星の形が大きくたわむ。無防備に白い喉を晒して苦しそうに呻く。
 あにぃと戦った敵は、きっとあにぃをこんな風にして首を切り落としたかったに違いない。でもあにぃに触れることすらできず、あえなくあにぃに首を切り落とされてしまった。哀れなヤツらだ。