とある山の中に、一人のイツキが住んでいた。
イツキはずっと王子と仲良くなりたいと思っていたが、
王子はオーラ黒鬼のトラウマにより、話しかける事はほとんどなかった。
そんなある日、イツキの元へ牙姫が遊びにやって来る。
悲しみにくれる友を見た牙姫は、一計を案じたのであった…
「あてがナナリーをボコる。それをイツキは止めて。そうしたら王子は見直してくれるよ」
かくして計画は実行された。
王子のイツキとのわだかまりは消え、寝室にも呼ばれるようになった。
牙姫はお咎めなしだった。
ナナリーは死んだ。

めでたしめでたし。