この特許の正式名称は「ビデオゲーム装置及びビデオゲームプログラムを格納したコンピュータ可読媒体」。
三人称視点の3Dゲームにおいて、操作するキャラクターが壁際に迫った場合、
通常はカメラが壁に遮られて同じ方向からキャラクターを表示できない。
この課題を解決するために、コナミはプレイヤーキャラクターを隠している壁又は床を半透明にするとともに、
その背後を表示できるよう画像データを修正する技術を発明した。
特許情報プラットフォームによると、同特許は1996年5月15日に出願されたもので、
今年で存続期間が満了する20年を迎えたことになる。


これまで他社が同技術を使用する際は、コナミに特許料を支払うか、権利を侵害しないようカメラワークを工夫する必要があった。