>>779
一瞬の驚きを経て、めぐの瞳はすいと細められた。
「聞き捨てならない響きがしたわ」

不意を突かれた自嘲と共に、愛らしい妹の仮面を解いていく。
「これまで私が、どれだけこの男にバブみを与えてきたと思ってる?」

嫣然と微笑みながら、Pの腕を取りしなだれかかる。その態勢から放たれる、
大魔王バー〇にも比肩しようかという圧倒的な威厳に里花は恐怖した。
馬鹿な。あり得ない。まさかこの女、私の、パパの――

「そう。私はおばさんではない・・・」

正妻の座を・・・!

「グランマ だ」

え?(→続かない)