没虚暴虎…(ぼっこぼこ)
中国拳法史上幻とされる三大奥義のひとつ。
その発祥は極寒の国・理舞玲凄(りぶれす)生まれの格闘家・雄岐虎(ゆきこ)にある。
この奥義を受けたものはぼっこぼこにされながらも「ウザイ、しつこい、うっとおしい」感情に囚われたという。
後にこの奥義はとある小国の雪女一族に受け継がれたと噂されているが定かではない。

民明書房刊『なんで逃げるんですかぁ〜』より