なるほど。期待値計算で@とAは同価値ですが、Aの方が価値が圧倒していると感じるのですね
それはゲインとリスクの見かたに自身の経済環境を考慮してバイアスをかけて見ているからだと思われます
例えば@では100万円得られる可能性があるのですが、それは自身の経済環境から25万円得る喜びの4倍の喜びにならない、すなわちゲインの価値にマイナスXのバイアスをかけて見ているのだと仮定します
また、マイナス50万円というリスクは自身の経済環境においては25万円得る喜びの2倍の大きさよりYだけ大きな苦痛を感じるとします
その場合、@の期待値計算は(100万円-X)*50%+(-50万円-Y)*50%となり
変形すると100万円*50%-50万円*50%-(X+Y)*50%となります
これはバイアスをかけないで見た元の期待値からXとYを足して半分にした値を引いたものとなります
Aの方が圧倒的に価値があると感じるのは、このXとYに大きな値を入れて無意識のうちに@を再計算して@の価値を低く見ているためです
Aの圧倒的な価値と感じるものを計算するには、自身の経済環境からXとYの金額を見積もり足して半分にした金額がAの圧倒的と感じる価値になるかと思うのですが如何でしょうか?