>>17
あッ、続きがあった!
> これを聞いた天帝は身の程知らずの石猿だと怒り、托塔李天王(たくとうりてんおう)を大将にする討伐軍に派遣したが、先鋒の巨霊神と哪吒太子(なたたいし)が敗れて歯が立たないと、悟空の神通力に恐れをなして退却した。
> 力で抑えるのが難しいとわかると、再び太白の意見で懐柔策をとることになり、二度目は悟空の希望通りの待遇とすることにして、新官職「斉天大聖」が創設され、正式に任命された。
>これは職務のない名目だけの官職であった。
>これでしばらくは悟空も満足していたが、天界では暇をもてあましていたので、新たに蟠桃園(ばんとうえん)[19]の管理を任されることになる。