あてが増えすぎた人口を王国に移民させるようになって、既に2年が過ぎていた。
王国の周りの巨大な人工都市はあて達の第二の故郷となり、あて達はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。
アイギス世紀10354年、王国に最も遠い都市鬼刃3はあて公国を名乗り、王国に独立戦争を挑んできた。
この一ヶ月あまりの戦いであて公国と王国軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。