>日本にあるテンナンショウ属では、マムシグサの仲間がよく見受けられます。
>マムシグサは、雌雄異株ですが、栄養状態が良い場合には、雄株から雌株に変わることも知られています。
>雌雄の違いは、仏炎苞の基部の状態に現れます。
>雄株では、仏炎苞の基部に穴が開いていて、花粉をつけた昆虫(キノコバエの仲間)によるが外部に出られる構造になっています。
>雌株は、仏炎苞の基部が塞がっていて、昆虫は脱出することができない形になっています。
>出口を探して動き回る昆虫のおかげで、多くの雌花に受粉させることができますが、昆虫は死んでしまいます。
http://boo-bee.cool.coocan.jp/plants/monocots/tennansyo.htm