栗田氏によるとエンゲージプリンセスは制作に3年の年月をかけているそうだが、
そもそもなぜPCブラウザゲームを手がけようと思ったのか、
そこには今やレッドオーシャンとなりつつあるスマートフォンゲーム市場の存在があったという。
市場の飽和やTVCMなどの訴求力の低下、また各ストアの規約により、オリジナルIPでの自由な表現が難しくなっていることに触れる。

そうした背景から栗田氏が考えたのが、
自社のプラットフォームである「niconico」を用いたPCブラウザゲームの展開だ。
昨今の報道などにもあるように有料のプレミアム会員が減少傾向にあることは認めつつも、ログインIDを撤廃したことによる若年層の流入、スマートフォンの使用比率が高まる傾向の中でのPCユーザーの割合の高さ、
そしてゲームジャンルの動画・生放送の比率の高さなどがniconico上で展開する大きな要因となったよう。これらの認知におけるハードルだけでなく、各ストアで発生する手数料の問題もクリアできる今回の取り組みを、栗田氏は早い段階から進めていったというわけだ。