公園の木の幹のくぼみに奇妙な黒と赤の虫が数十匹集まってじっとしてるのをよく見るのだが、
ヨコヅナサシガメという虫だと判明した(wikipediaを見ていて偶然発見した)
結構ポピュラーな虫らしいが、身近すぎてテレビで取り上げられることもないせいか名前を知らなかった
集団で暮らすことで自分より体の大きな獲物を高確率で倒せるメリットがあるらしい
飢えるとすぐ共食いをする虫も多いが、ヨコヅナサシガメは共食いをしない
ただし生まれたばかりの初令幼虫だけは同種から共食いされるので、
母虫が卵を生みつけるとき、もうすぐ生まれそうな卵が近くにあるとその場所を避けるらしい
不思議だし、こんなことを実験して研究した人がいるのも面白いな
俺は人間と人間社会が大嫌いだからもっと自然を知るべきかもしれん
もちろん自然も根本的なところでは人間と同じなのだが、嘘がないっていうか、シンプルなのがいい
人間の経済活動によって日本に移入されたヨコヅナサシガメを「自然」と言ったら語弊があるかもしれないがそれは言葉の綾だ