<圧倒的な検査数でメガクラスターを抑えた韓国だが、入国者の感染増にまた危機感を強めている>
新規感染者数が落ち着きをみせはじめ、新型コロナウイルス感染拡大のピークから脱したように見える韓国だが、ここにきて2週間の自宅隔離者が無断で外出する隔離違反が目につき始めた。
そこで、韓国新型コロナウイルス中央災難安全対策本部は今月11日、隔離違反をした者の手首に電子リストバンドを着けて管理することを決めたと発表した。
この電子リストバンドは「安心バンド」という名称で、スマートフォンにダウンロードされたアプリと、ブルートゥースを通じて連動している。
自宅隔離者の安心バンドとスマートフォンが一定の距離を離れてしまったり、安心バンドを手首から外してしまったり、また登録地域から離れるなどすると、自動的に安全対策本部へ通報される仕組みだ。
当初、海外帰国者や感染者との濃厚接触が疑われるなど2週間の隔離を余儀なくされた対象者全員に装着をするという話だったが、プライバシーの問題や人権侵害などの反対意見が多く上がり、自宅隔離者全員ではなく一度違反をした者にのみ着用すると公式発表された。
安全対策本部は、1日4千個の製造を進めており、今後2週間以内に着用を実施するという。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93147.php