>>360せやで普通の感覚や。お主にとってはな。
んで複数で生きる場合に何が普通であってどんな罰が値するかを解釈・決定する際に、不可避的に生まれる解釈の揺らぎが問題となるわけや。
それぞれの人間が一人ひとり裁判官の権能を振るうワケにもいかんやろ。
そこで近代国家では、報復や刑罰の執行にかかわる権力を統治体に一本化するという契約をした、という物語を採用する。俗に社会契約説とかいわれるヤツやな。
もちろんフィクションやけどこのフィクションを統治の正統性へと擬制して解釈の揺らぎを解消しようとしたわけ。
>>456の問いは、したがって、正統性をめぐる競争としてしばしば捉えられ得る。つまり上でいう近代国家の正統性とぶつかる。
実際のところ現実的物理的に存在する暴力装置がその統治体の正統性の源泉として位置づけられるような擬制はそれ自体が自己言及的に効力を失いつつおっぱいもみたい