―異世界「大図書館」。
そこは現実世界で生み出された物語が「物語世界」(リブレット)と
して管理されている場所だった。

しかしリブレットは、そこを食い荒らそうとする「虫」の脅威に晒さ
れており、完全に食い潰されると現実世界からも物語が「消滅」
してしまう。

それを防ぐために虫と戦うのが「司書」という存在だった。

数年前、主人公はその才能を見込まれ、
館長・イストリアにより司書として大図書館に召喚される。
彼は求められた役割を果たし、数多くのリブレットを
「ハッピーエンド」に導いた。

その過程で主人公は、たくさんの「登場人物」(プリマ)や
「管理者」(レジスタ)と、強い絆を育んだ。
彼が現実世界に帰った後も、大図書館の人々は尊敬と愛情を
忘れなかった。

その絆は、再び彼を大図書館へと呼び戻すことになる。

虫に代わる新たなる脅威――リジェクテッド。
容赦なくリブレットを攻撃する彼女たちに対し、
イストリアは主人公の再召喚を決定する。

かつて大図書館の危機を救った彼が、
再び「ハッピーエンド」をもたらすと信じて。


ここで書いてあるように物語の登場人物がプリマで物語の作者がレジスタ