姉さんは小さな頃から身体が弱く、私がずっと支えていたの。姉さんに感謝さ
れるたびに心が満たされて、姉さんの看病はもはや私にとって生きがいと言って
も差し支えなかった。だけど姉さんは"特別な存在"になるために花騎士の道を
選び私のもとから去ろうとした……。私は止めたけど姉さんは止まらなかった。
その目をみてわかったの。姉さんを止めることは、私にも誰にもできないって
だから必然的に私が姉さんについていく、つまり花騎士になることにしたの。
私は姉さんと一緒にいる時間が一番幸せだから。それを邪魔する相手は誰であろ
うと許さない……。今日のパーティーも本当は乗り気じゃなかったけど姉さんも
来るって聞いてたからこうして来たの、でもどうして姉さんのそばに近づいちゃ
いけないのかな? どうして姉さんの隣に私以外の人が座ってるのかな?
ねえ姉さん今すぐこんなコンテスト抜け出してどこか一緒にご飯でも食べに行
かない? そうした方が絶対幸せだと思うんだけど、姉さんはそれでいいかな?
いいよね、よくないわけがないもんね。だって姉さんのことを一番よく知ってい
るのは姉さんの一番近くに./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\決まってるんだから。あっ、さっ
\ きの料理は勿論美味し|  うるさい黙れ   | 家に帰って二人で続き── /
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