ほめ子さんの世界やおい童話シリーズ
今夜は「牛若丸」です。
『「おのれこわっぱ おとなしく わがひゃくにんめの えものとなるがよい」
べんけいのなぎなたが ぶんぶんとかぜをきり うしわかまるをねらいます
おびをきられて きものがはだけ みずみずしいはだが あらわになります
そのあですがたに おもわずべんけいにおうだち
うしわかまるは あやしげにほほえむと べんけいにちかづいていきます
「よ ようやっとかんねんしたか こわっぱ おとなしく こしのえものを さしだすがよい」
「ほんとうに それで いいの?」
「なんだと? なにがいいたい こわっぱ」
「こっちの えものじゃ だめかってことさ」 そういうと うしわかまるは きものをぬぎすて つきあかりに そのらしんを おしげもなくさらしました
そのこしには おさないからだにふにあいな おおわざものが そそりたっています
ごくり と べんけいの のどがなりました みいられたように そのからだに てをのばします
「おまえは これから ぼくの どれいになるんだ」
きょうのごじょうのはしのうえ ここはすてきなはってんば