さらに不幸なことにリンゴの顔は言葉では言い表せないくらい酷く醜かったのです。
不憫に思った王はリンゴが自分の顔を見ることがブサイクなのをいいことに
侍女や家来に、姫が絶世の美女であるかのように接するよう命じました。
チヤホヤされることにより自分の中で美女として生きてほしかったからです。
リンゴの20歳の誕生日、盛大なパーティーが開かれました。
パーティーに来た魔法使い(DT)が、
リンゴの成人を祝して何かひとつだけ魔法を使いましょうと王に申し出ました。
こいつリンゴがブサイクなのをいいことにワンチャン狙ってね?
王は困ってしまいました。
ブサイクなこと以外、何不自由ないリンゴの一番の願いは当然レモンちゃんのように可愛くなること。
しかしその願いをかなえてしまうと醜い顔だったを見て、さぞかしショックを受けるでしょう。
なにより今までついてきた嘘がばれてしまいます、王はリンゴに嫌われたくないのです。
王は悩んだ末、姫が2番目に望む願いをかなえるよう魔法使い(DT)に頼みました。
王「さぁ、おまえの2番目に望む願いはなんだ
リンゴ「私が2番目に望む願い、それはレモンちゃんになることです」
王「馬鹿な!それはお前がもっとも望む願いであろう!」
リンゴ「いいえ、私がもっとも望む願い、それはこの醜い顔を美しくすることです」