事件が動いたのは、Aらいさんが失踪してから4か月後のこと。
8月中旬、Aらいさんと思われる人物から自宅に電話が掛かってきたのだ。
「ああ、苦しい。悔しい……」などと泣きながら訴え続ける電話口の相手に、
Aらいさんの母親は「どうしたの」「どこにいるの」などと問いかけたが、相手は泣きじゃくるだけで返答はなかったという。
しばらくすると電話が切れてしまい、それ以降Aさんらしき人物からの電話が掛かってくることは無かった。