行動のレパートリーは様々で、身体や頭を揺すったり、両手をバタバタさせたり、手を叩いたり指をはじいたりすることなどが挙げられます。
あるいは、繰り返して頭を打ちつけたり、顔を叩いたり、目を突いたり、手や唇など身体部分を噛むといった自傷行動が伴うケースもあります。
こうした常同運動は、1日のうちに何度も起こるものから、数週間に1度のものもあります。
数秒〜数分、またはそれ以上続くこともあります。
なにかに没頭しているときや、興奮しているとき、ストレスを感じたり疲れたりしているときなどによく起こります。
逆に、退屈なときに起こりやすいこともあります。いずれにしても、状況によって常同運動の現れ方は変わります。
また、常同行動を自分で止められる場合と、止められない場合とがあります。
通常通りに発達している子どもは、この運動に注意を向けたり、
気持ちをそらしたりすることで止められることがあります。
神経発達症のある子どもは、こうした努力で運動を止めることがあまりできません。