夏終わり際にいこちゃんラッシュか?


錯綜する感情を乗り越え、しぶちかラビリンスより帰還する魔法少女たち。その中には、復活を果たして戻ってきたオムニスの姿もあった。ここにようやく、全員の再集結が叶ったのである。
しかし、新しいオムニスの素体に搭載された数多の不明機能。そしてそれを用意した魔女、ヴィヴィアン。
未だ魔法少女たちの前には、無間の闇とも呼べる謎が広がっていた。

魔法少女たちは再び、束の間の日常を過ごす。
しかしマリアンヌの日常だけは、少し形を変えていた。丘田邸に住み着いた、マリアンヌが友と呼んだ小さな悪魔、ルクスリア。魔法少女を殺そうとした彼女が今、口にする言葉とは。
再び心を通わせるべく、マリアンヌはおそるおそる手を差し出す。

一方依子は、学生の傍らアイドルとしての仕事に精を出す日々を送っていた。
そして今日は新人アイドルのオーディションに立ち会っているのだが……

「これは……とんでもない新人が来たわ……」

自分のアイドル生命の危機に表情を引きつらせる依子。
その視線の先で、件の新人は無邪気な笑みを浮かべるのだった――