禁断の果実を食べてエデンの園を追われたアダムとイヴ。
悲しむイヴをあわれんだ天使が、舞い落ちる雪をスノードロップの花に変えます。
天使は「もうすぐ春がくるから絶望してはいけませんよ」とふたりを慰めたといいます。
死を象徴する花
恋人の死を知った乙女ケルマはスノードロップを摘んで彼の傷の上に置きました。
恋人は目覚めませんでしたが、彼に触れた途端、彼の肉体は雪のしずく(スノードロップ)になってしまったといいます(イギリスの農村地方の言い伝え)。
この言い伝えのある地方では、スノードロップが死を象徴する花として扱われたり、死に装束を連想させる花として嫌われ、家の中に持ち込むと不幸が起こるといわれています。
このことからスノードロップをひとへ贈ると「死」を「希望」するとなり、「あなたの死を望みます」という意味に取られてしまう場合もありますので注意が必要です。