もともと南洋に伝わる伝承だったがラリィ・ニーヴンという作家がファンタジー世界に持ち込んで一般化した。
魔法使いは基本的にはその土地に宿るマナを化石燃料のように消費することで火を起こしたり石を飛ばすなどの魔法を使える。
その代わりマナが枯渇すると魔法使いはただの人になる。それまで魔法といえばシンデレラの魔女みたいに何でもアリだったが
マナによる制約を与えることで魔法使いを物語に組み込みやすくなった。これは後のRPGのMP制にもつながる。
土地に埋蔵された自然エネルギー=マナというアイディアはマジック・ザ・ギャザリングに継承され
プレイヤーが土地カードを一揃い買わされるのはひとえにニーヴンのせいである。