岸田文雄首相は17日午前の参院予算委員会で、北方領土について「ロシアにより不法占拠されているという立場だ」と明言した。
政府はロシアによるウクライナ侵攻を受け「法的根拠のない占拠」、「法的根拠を何ら有していないという意味で不法」などと表現していたが、
自民党から「4文字で『不法占拠』と明言すべきだ」(佐藤正久外交部会長)との意見が出ていた。