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和[会意]禾(か)+口。禾は軍門の象。口は?(さい)、盟誓など、載書といわれる文書を収める器。軍門の前で盟約し、講和を行う意。和平を原義とする字である。

原義は、その漢字がどの様に成立したか、その根源を表しています。つまり、その漢字を用いている限り、原義からは決して逃れられないという事です。そして、現在では失われてしまった意味をも、その文字の内に秘しています。
 今まで國・権・務・等のエントリーをご覧下さった方、今回も最初からギョッとされた事でしょう。日常でごくごく普通に語られる「平和」。その中のたった一文字「和」に、殺伐とした風景が込められている事に。
 今回の「和」には、漢字の原義を紐解いていく上で、決して外す事の出来ない重要な象形が出てきます。
 それは「口」です。