マキ「隊長さん、ごめん……なさい。私、また……ご迷惑、おかけしちゃいましたね」
俺「マキ!そんなことない!俺はいつもマキに助けられてきたんだ!」
マキ「不幸になる人はもう見たくない……みんなの笑顔を守りたいって……あの日誓ったのに」
俺「もういい……!もう喋るな、マキ!!」
マキ「ふふ……また抱きしめてくれてありがとうございます、隊長さん。」
俺「マキ……」
マキ「そんな悲しそうな顔しないでください。私はみんなの笑顔のために戦ってきたんですから……」
マキ「来い……神……群……。私はまだ……戦える……一匹残らず……ね……だ……」
俺は腕の中で冷たくなっていくマキと己の無力さを感じながら慟哭した。

これが現実