じゃんゆに悲しい過去…


数多の絶望と失望を繰り返して花開いたミナシゴ。
花国フランフラワの第一王女として生を受け、純潔の誓いの下に愛されて育つが、
魔王ラグナロクの侵攻により彼女は全てを失われた。
両親の処刑により一時は失語症を患い、貧民街の生活で発育不全に陥った彼女は、
祖国が港湾国家ゼタからの搾取を続けていた歴史を知り、両親への敬意までもが揺らいだ結果、
彼女を保護した黒騎士へ強い依存を示しており、無垢であることに強迫観念に似た感情を抱きつつ、
常に自分への愛情を確かめるような行為を繰り返している。
現在は零式をはじめとする保護者のケアにより改善の兆しを見せているが、彼女の心は依然として壊れかけたままである。