「ミナシゴノシゴトとは、どんなことなんだ?」
私は答えた。
「ママのかわりに、お料理を作ったり、お掃除をしたり、洗濯をしたりすることだよ」
皆死語は表示上の違いと戦いながら生きている。
そして、それを楽しんでいる。
パパとママが離婚してから、もうすぐ一年になる。
でも私はまだ、新しいパパに慣れないでいて、どうしても前のパパと比べてしまってる。
だから時々パパに言ってしまうのだ。
「パパ、どうしてそんなスレばかり見ているの?もっと楽しいサイトはないの?」
パパは答える。
「そう言うなよ。俺だって色々大変なんだよ」
でもその言葉は嘘だ。
パパはただ、日ごろ溜まったストレスを吐き出したいだけなのだから。
パパの楽しみを奪うなんて本当はいけない事だとわかっているけど、つい口に出してしまう。
ごめんなさい、パパ。
私の我がままを許して下さい。
だけど、やっぱり、どうしても耐えられない時があるんです。
そんな時はパパも少し困った顔をして、それからこう言ってくれるのです。
「仕方がないなあ。じゃあ、一緒に見るか」
そして二人で同じページを見るのです。
そこには、今日も沢山の死語が溢れていました。
【ご主人様】
それは私がメイドとして働く家の旦那様です。