あやらぶ座談会はちゃんと履修しとけ
田沼:ゴテゴテでしたね。どんな形に落ち着けるべきかずっと模索してました。普通に和風世界で作ると、どうやっても神姫(*)に比べて世界観がこじんまりしてしまうんです。
それに制限も多くて……この時代にないものは出しちゃだめ、とか、英語は使っちゃだめ、とか。最初のプロットはその影響を受けてて、伝奇小説みたいな話でした。
「山奥の村に謎の幽霊が出てきて……」っていう感じですね。この方向で面白いものが書き進められるか不安だったので、あるとき同僚のアニメーターに相談したんです。
そしたら、「これなら住民が全員猫又の村みたいな話のほうが、ぶっとんでてワクワクするんじゃないか」と言われて。僕にはその発想がなかったので、そこまでやってもいいんだ、と驚きましたね。こうして1章が生まれたわけです。
(*) 同社運営のゲーム『神姫PROJECT』のこと。神姫たちと手を取り合いラグナロクから世界を救う、話題の超神化系本格ターン制RPG。