近所で川遊びをしていた新井勇也少年は転んだ拍子にポケットに入れていたビスケットを四つに割ってしまった。
一時は食べることも考えたが、少し泥で汚れていたし、またビスケットは家にたくさんあったため、思い切って川に捨ててしまった。
四つの断片は現在、北海道、本州、四国、九州と呼ばれている。