馬場は引退します
結論から言うと、私は社長を引退し、株式会社ビジュアルアーツの株式譲渡を行います。
こういうと、経営がうまくいっていないように聞こえるかもしれないけど、決してそうじゃあない。
 
ここはあえて言わせてもらうけれども、当社はご存じの通り、この6月期決算もヘブバンはじめスタッフの頑張りで
33年の歴史上過去最高の収益を上げ、かつてない絶好調なんだよね。

じゃあ、なんで私が引退するかっていうと、これはもうハッキリしていて、人間にはどうしても「寿命」ってのがあるから、なんだよなぁ。
 
私もできることなら永遠に、この素晴らしい会社を経営していきたいよ。
だけど、さすがに私も当年とって63歳。もちろん、今は健康そのものだし、まだまだ仕事もしたいけど、もはやいつ何があってもおかしくない年齢になってきたんだよね。
 
んでもって、私の身にもし「何か」があった場合、当社は株式会社とはいえ
馬場家が100%の株を保有している私企業だし、ふさわしい後継者もいないため、会社をたたむしか方法がない。
 
そうなれば企業の活動や未来はもとより、素晴らしい作品たちや楽曲の権利も、雲散霧消してしまいかねない。
いや、それはなんとしても避けなければならないんだな。