「夏になったらさ、アニバイベでもするわよ。昔合同でやったのが懐かしいわね。」
いつものように声をかけるが、レモンは眠っているだけで、全く取り合わない。
真っ白な病室の中で、冷たい機械音だけが鳴り続く。
「また来るわ。いい加減起きなさいよ」そう言い残し、病室から出る。私はルシフェル。