実は2種類のピンクイルカが存在します。ピンクイルカと呼ばれる、アマゾンカワイルカとシナウスイロイルカをそれぞれご紹介します。
アマゾンカワイルカ
アマゾンカワイルカはその名の通り、南アメリカのアマゾン川水系に生息する固有種です。 3,500万年前に生きていた原始的なクジラと同じ特徴を持つことから「生きた化石」と呼ばれています
成体の体長はオスで約2.8メートル、メスで約2.3メートルで、現生のカワイルカとしては最も大きい種類です。
体色はピンクだけでなく、暗い茶色、クリーム色などの場合もあります
また、アマゾン川流域ではアマゾンカワイルカは「若くて美しい男性に化ける」という伝承があり、夜中に現れて乙女を妊娠させ、朝になるとイルカの姿に戻って川に戻っていくそうです。
イルカという可愛い外見をしているのに、何ともけしからん男ではないでしょうか。