「ゴミクズだよ」
「生ゴミで出さないのかな?汚いよ」
「いや、出しちゃいけないよ」
「……あの、皆さん。そろそろやめませんか? 生ゴミって言い過ぎです」
さすがに見かねて、わたしは口を挟んだ。すると、皆はわたしの方を向いて、口々に言う。
「……でも、あやかしランブルだよ?」
「あやかしランブルはダメでしょう?」
……確かにそうだけど!
「妖なのに神や人しか出てこないアレ。おかしいよ」
「うん。ゴミクズだね」
「あやかしランブルは、あんまり優しくないよね」
「優しくないですよね?」
…………わたしは、とうとう頭を抱えた。
「……あのですね!」
「妖と神は混ざらないのです、混ざったら神ではなくなります、事象と象徴は別物なのです」
「あやかしランブルは、ただのゴミクズです」
「うん。ゴミクズだよ」
……わたしは、とうとう頭を抱えた。
「……あのですね!」
「妖と神は混ざらないのです、混ざったら神ではなくなります、事象と象徴は別物なのです」
「あやかしランブルは、ただのゴミクズです」
「……もう!」
もう限界だった。わたしは立ち上がると、ぱんぱんと手を打った。皆の注目がわたしに集まる。
「かくりよの門ひーらいた♪」
「「「ひーらいたー♪」」」
うん! 皆、乗って来た!
「……そこにまっくろくろすけいた♪」
「「「いた♪」」」
皆は歌う。
わたし達は、あやかしランブルの映画に詳しくない。あやかしランブルの曲もちゃんとは知らないけど、小さいころによく聞いていたから、なんとなく歌える。そして、『妖と神は混ざらないのです』『混ざったら神ではなくなります』
皆で復唱し私は神になった。