辻拓也 テクロス/CoinMusme@Dubai17?21
@tsujitakuya2
【なぜWeb3ゲーム(ブロックチェーンゲーム)はビジネスとして難しいのか?】
それは、ゲームというコンテンツとトークンプロジェクトというものが根本的に相容れないものだからです。
本来のトークンプロジェクトは、ビットコインのように「特定の運営者が存在せず、「みんなでこのプロジェクトを盛り上げよう。みんなでこのトークンを盛り上げよう」というDAO的なものです。
一方、ゲームは特定の企業や開発者・プロデューサーによって極めて中央集権的に作り出されるものなので、DAOとは対極に位置します。
そんな矛盾は放っておいて、「とにかくトークン発行して稼ごう」とするほうが簡単かもしれません。矛盾を抱えたまま、とにかくトークンを発行して利益を獲得したプロジェクトも数多く存在します。
しかし、トークン売ったら儲かった、というのはWeb3の本質ではありません。
ビジネスにおいて稼ぐことはもちろん重要ですが、なぜそれをやっているのかという本質的な意義がなければ長期的に持続して繁栄することはありません。
一時の投機的な盛り上がりが散発的に起こるだけでは、Web3ゲーム市場は拡大していかないはずです。だからこそ、Web3ゲームならではの価値をユーザーに、そして社会に提供していかなくてはいけないと僕は考えています。
これからリリースするコインムスメにもムスメコイン(MSM)というトークンが存在しますが、それによって何を生み出すのか、どんな価値を作り出すのか。ここにずっと向き合ってきました。
その中で一つの大きなチャレンジは、「ゲーム体験とトークンの価格の変動をなるべく切り離したこと」です。
つまり、MSMの価格の変動により、プレイヤーの資産価値が大きく影響を受けにくい様にしています。
その代わり、価格が変動するMSMを使った新しい遊びが、ゲームを超えて生まれる様に設計にしています。
トークンを発行するゲームを作るなら、トークンを使うことで生まれる新しい体験、新しい遊びを作るべきです。究極的には、トークン価格の上下についてワイワイすることも含めて「遊び」となるところまでいくことを理想だと思ってます。
ありがたいことに、コインムスメにはまだトークンも発行されていなく、ゲームもリリースされていないにも関わらず、活発なコミュニティが出来上がっています。これは、トークンを発行すると決めたからこそ生まれたものです。
それだけでも、「トークンを発行する意味」があると感じていますが、MSMはその盛り上がりをさらに加速させ、トークンプロジェクトだからこそ得られる価値体験を広めるためのものにしていきます。
「Web3ゲームがトークンを発行する意味」を示せるように、コインムスメもMSMもがんばります!
※鋭意製作中で、近々、CBTの日程なども告知できる様になりそうです。今しばらくお待ちくださいませm(__)m