>>981
国民が王様に夢を預ける→国にとって有益な願いだけ叶えてやる→
一部の国民はハッピー。残りの国民は「いつか叶えてもらえるはず」と奴隷状態。
本来は観客に夢を与えるはずのディズニー映画にあるまじき
「国民の夢を奪う、ディズニー映画史上最悪の敵」という謳い文句こそ妥当といえたが、
「そもそも国民みんなの夢が叶うなんて美味い話があるわけない」「豊かで平和で住みやすい国になってるのは王のおかげ」と多くの観客は受け取っており、
王が悪者というよりも、そういう政治体制であることを承知で王の統治に甘えてきた国民に批判が及ぶことになった。
あと、作品のテーマが「夢は(他人任せにせず)自分で叶えるしかない」であるにもかかわらず、
なぜかヒロインが夜空に願うと助っ人みたいな謎生物スターが現れて代償無しでラストまで協力してくれるのも意味不明。