そのどんぐりは異様に巨大で、周囲の人形たちを圧倒する大きさだった。
そして、どんぐりが転がる音と共に、マカロンが不意に姿を現した。
「にゃあにゃあ♡どんぐりで遊ぼう♪」
マカロンが喜んで叫ぶと、どんぐりは突如として大きくなり、部屋を覆い尽くすほどの巨大などんぐりとなった。
じゃんゆは驚きの声を上げながら、その光景に目を見張った。
「おだいじ…にゃあにゃあ♡」
じゃんゆの言葉が部屋に響く中、どんぐりは突如として開いて、その中から奇妙な光が溢れ出した。
光の中にはフランフラワとパパの姿が浮かび上がり、じゃんゆの心は深い感動に震えた。
そこには幻ではなく、本物のフランフラワとパパがいた。
彼らは笑顔でじゃんゆを迎え、彼女の心を包み込むような温かさを与えた。
一方、周囲の人形たちはどんぐりとマカロンの奇跡的な力に驚き、その姿を見つめるしかなかった。
黒騎士も静かにその光景を見つめ、彼の心の中で何かが揺れ動いていた。
夢の中で、不思議な出来事が繰り広げられる中、じゃんゆは自分の「おだいじ」について深く考える。
そして、彼女の心に新たな希望と勇気が宿った。