口をあ、と、そんな形に開け、女の顔を、ちらりと上目遣いに確認した瞬間。
頭が、掴まれる。女の頬が、すこし、赤いような気もした。
が、そんな意識も、すぐに塗りつぶされた。だって。
「ん、むぅうッ⁉」
 唐突に、以蔵のくちのなかに、沖田の長大なものが押し入ってきたからだった。
以蔵が目を白黒させていると、沖田の腰が引かれて、ぬこり♡ と、以蔵のくちびるから出て行く。
出て行きかける。なにが起こったかもわからない頭で、それにほっとしかける。しかしそれもつかの間。
「んぅううッ⁉」
 また、沖田のものが、以蔵のくちびるのむこう、口の中へとずんっ♡ と押し入ってきた。
「ん、ん、んーっ⁉」
 どうにかして吐き出したいと思うのに、思いの外つよい力が以蔵の頭をがっしりと掴んでいて、それもかなわなかった。
無知ゆえだろう、大きな大きなそれを、沖田は、以蔵ののど奥まで、なんの遠慮もなくぶち込む。
ぶち込んでは、引き抜く。腰をがくがくと動かす。

「あ……っ♡ は、ぁ、ほんとうだな、イゾー……っ♡ まじんさんのちんぽ♡
イゾーの♡ くちのなか、ずぼずぼって♡ してもらったら♡ なんだか、へんな、感じが、する、ぞぉ……っ♡」

 沖田がそのようなことを言った気もしたが、酸欠と嘔吐感と混乱でまわらない頭では、なんにも聞こえなかった。
くるしい、くるしい! 息ができない! 以蔵といえば、押さえ込まれて、無様にくちびると、くちのなかと、のどのおくまでを使われながら、
ほとんど白目をむいて、涙と鼻水と涎を垂れ流すことしかできなくなっていた。