京都府舞鶴市引土にある老舗米穀店「まつもと米穀店」。24日朝、店のシャッターには「米屋ですが 米ありません 良質な米が安定供給できるまで店を閉めます ごめんなさい」と書かれた大きな張り紙(縦1・4メートル、幅3・2メートル)が張り出された。
創業は1935(昭和10)年。舞鶴市内では最大手の米穀店で、15人の従業員を抱え、年間約300トンの米を取り扱ってきた。精米工場を独自に持つほか、米の小売りだけでなく、おにぎりの製造・販売、スポーツクラブ運営なども手掛けてきた。
今秋の新米当て込み争奪戦
米の仕入れや販売に関わる従業員6人のうち、5人を3月20日付で解雇し、1人はおにぎり部門に移ってもらった。3代目の松本泰社長(52)は「うちだけでなく、全国で同じことが起きているのではないか。解雇した従業員には本当に申し訳ない」と落胆した。