トラックの運ちゃん救助開始だゆ!

https://www.asahi.com/articles/AST4T3134T4TUTNB006M.html
 埼玉県八潮市の道路陥没事故は28日、発生3カ月を迎えた。
転落したトラックの運転手の男性は安否がわかっておらず、救出に向けた工事が昼夜を問わず続けられている。
工事はまもなく完了する見通しで、男性の救出活動が本格化する。

 記者が4月下旬に現場周辺を訪れると、何台もの巨大なクレーン車が天に向かって伸び、音や振動が響いていた。
大型車両が行き交う周辺道路は広い範囲で交通規制が敷かれ、迂回(うかい)を呼びかける警備員があちこちにいた。
発生当初は直径5メートルほどだった穴は、数日で40メートルまで拡大し、3カ月間で大きく姿を変えた。

 当初は消防による救助活動が行われたが、発生当日の1月28日、穴に入った隊員2人が土砂の崩落で負傷。
県は重機を内部に入れるためのスロープ(傾斜路)を整備して救出を試みたが、断続的に水の流入や土砂の崩落が続き、救助活動は難航した。
下水の流量を減らそうと、流域12市町の約120万人に下水の排出抑制も呼びかけたが、大きな効果は得られなかった。