>>797
「警察ってのはカゼ薬みたいなもんでな、症状が出てから使われる場合がほとんどだ。
症状に合わせて解熱剤やせき止めを投与するわけだが、そんときゃもうカゼはひいちゃってるわけよ。
ここで「あのとき無理をしなければ」とかいってそれまでの生活を悔いても仕方ないでしょう」
「しかし現実に事件は起こる。そうなりゃ出番だ。
熱が出たら解熱剤を、せきにはせき止めを投与するように、おれたちも症状に合わせて投入される。
与えられた仕事をたんたんとこなしているうちになんとか社会が常態をとりもどす。それが警察のあるべき姿なのさ。
わかるか? おれたちの仕事は本質的にいつも手おくれなんだ。