>>240
生まれて初めて刑事コロンボを見たとき、小学生ぐらいで
刑事コロンボがどんな映画か全く知らずに見た
これが悲劇の始まりだった

最初にイケメンのお兄さんが登場して、いけ好かない奥さんを殺して
完全犯罪を目論んで隠ぺい工作をしはじめた
素直な俺は、あ、このイケメンが映画の主人公だと思い込んでしまった
完璧なトリックで逃げ切るんだと勘違いして主人公のイケメンを応援し始めた

警察はしょぼくて全く隠蔽には気づかないし楽勝だと思っていた矢先、
アイツが登場した。ボサボサの髪にだらしのないコート

けれど、奴はなかなかに鋭い観察眼を持っていて毎回ひやひやさせられる
ふう、ようやく帰ったか、と思ったとたんに戻ってきて
「うちのかみさんがねー」ドキッとして心臓が止まるかとおもった 

彼は執拗に主人公を追い詰める、執念深くじわじわと真綿で首を絞めるように
まるでホラー映画を見ているような恐怖体験だった
でも、まだ最後のトリックがある。あれは絶対にわからないはずだ!
しかし、奴はついに最後のトリックに気づいてしまう

恐怖、絶望、無念そんな気持ちで捕まる主人公を見ていた
夜、怖くて眠れなかった