大宮ソープ火災 社長ら書類送検「3階のお客さんを忘れていた」

去年、埼玉県の大宮駅近くのソープが入るビルが全焼し、5人が死亡した火事で、警察は、適切な避難誘導を行わずに客の男性1人を死亡させた疑いで、風俗店の社長ら4人を書類送検した。

この火事は去年12月、大宮駅近くにある風俗店が入るビルで火事があり、従業員の女性と客の男性あわせて5人が死亡したもの。

この火事について警察は、3階に客がいたにもかかわらず、その存在を忘れ、適切な避難誘導を行わずに客の41歳の男性を死亡させた疑いで、風俗店の社長の男と従業員だった男3人のあわせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

警察の調べに対し、4人は容疑を認め、「3階の待合室のお客さんを完全に忘れていました」などと供述しているという。