「ぁ!?…っひ!」」
しかし必死の抵抗も、一瞬とどめただけで、今のトウジには通用しなかった。
止まっていた指先が、ブリーフの中にもぐりこみ、尻の谷間を割って目的の場所を探り当てた。
その間も、布ごしに前をこすられつづけて、シンジは抵抗と快感がごちゃまぜになった悲鳴をあげ続ける。

「センセ…めっちゃ……濡れとる…」
「うぅ…うっ…ん…っ!……トウ…ジ…!」
堪え難い刺激から開放され、ふたたび抗議の視線を向けるシンジの前で、
トウジはおもむろにジャージを脱ぎ始めた。

「ト、トウ…!?」
ジャージの下のトランクスが…。
そのつっかえて窮屈な形になった下着も脱ぎ捨てる。

「ト……な……なに…するの…?」
大きく反り返ったソレを目の前にして、
聞いてはいけない、聞いてももうどうしようもないことを、思わずシンジは聞いてしまう。
「センセと…ひとつになるんや…!」

(続く)