車に乗ってしばらくしてイッシーの報告聞き終わった准将はそういえば着替えを積んであったと角っこのバッグからインナーとシャツを取り出しておもむろに最後の一枚脱ぎ始めるで
汗を吸って脱ぎづらいインナーが頭から中々抜けずに
…石動すまないが引っ張ってくれて声かけたらイッシーは相変わらず無表情に准将の頭に引っかかったインナーを上げるのを手伝い引き抜く瞬間金髪がサラサラふぁさあってなってシャンプーの爽やかで甘さのある高貴な匂いがイッシーの鼻腔をくすぐるねん
短く礼を言った准将の彫刻みたいな眩しい白い身体からは極力目を逸らして服を着終わった頃にようやく
…准将、失礼します
と言って若干乱れた美しい金髪をそっと撫で付けて整えてあげたんや
失礼しましたとまたタブレットに目を落とすイッシーやけど准将はその後ずっと上機嫌やったらしいで