「貴君の名はそうだな・・【カズマ】だ。」
「カズマ・・・」
「そうだ、それは私の大切な者を奪った男の一人息子の名だ。私は報復としてあの男の大切なものを存分に犯してやる」
荒々しく息もできぬほど口づけられ
口内を舐られる、唾液が流れ込み
従者はもがいた、あまりの息苦しさに堪らず、胸を押しのけようとしてもビクとも動かない。
じわりと涙をうかべ顔を紅潮させる。 
そのまま唇は離さず、バンジークスは手慣れたように一枚づつ従者の衣服を剥いでいった。
「嫌だ・・・」