ここ数年で、英マンチェスター内で起こる「トランスジェンダー」への差別行為は加速している。
このほど英紙『Manchester Evening News』が、5か月間も壮絶ないじめの被害に遭った女子児童のニュースを伝えた。

我が子がいじめの対象になれば、心配しない親はいないだろう。
ましてトランスジェンダーの子供を持った場合は、心と体の葛藤がある本人だけでなく周りの家族の理解やサポートは欠かせず、いじめられているとあれば放ってはおけないに違いない。

マンチェスター市内のあるカトリック・スクールに通う11歳少女は男の子として生まれたが、2年ほど前から自分を女の子だと思うようになった。
現在は女の子の服装をし、女の子名前で学校に通っているという。

ところがこの学校で、少女は5か月にわたり壮絶ないじめの被害に遭った。
少女の母親曰く、複数の男子児童から唾を吐かれて床に蹴り倒され、頭から水を浴びせかけられ、授業で使うノートにはペニスの絵と共に「女装野郎」「気持ち悪い」といった暴言を殴り書きされたりしていた。

そして2月1日に少女は同じ学年の男子児童から「BB銃」で攻撃され、その銃弾(メタルボール)が肩に当たった。
幸いにも深刻な傷には至らならなかったが度重なる卑劣ないじめの行為を見かねた母親は、同日に学校へ出向き教員たちに

「BB銃を学校に持ち込んで娘を撃つなんてもっての外です。弾が目や顔に当たったら、失明の恐れだってあります。これがナイフだったらどうなると思うんですか」

と怒りの抗議をした。

社会でのLGBTへの平等を求めて彼らをサポートしているチャリティ団体「ストーンウォール」と少女の母親は、これまでの壮絶ないじめにより少女は精神的にかなりのトラウマを抱えていることを話している。
学校内でのいじめに激しい怒りを示した母親と向き合った学校側は、BB銃で少女を撃った男子生徒を退学処分にし、学校内へのBB銃の持ち込み禁止を通達した。
そして報告を受けた地元警察も学校を訪ねて、現在はその詳細を調査中とのことだ。

トランスジェンダーの子供を持つ親を支援している団体「マーメイド」のCEO(であるスージー・グリーンさんは、

「最近のトランスジェンダーに対する否定的なメディア報道がきっかけで、トランスジェンダーの子供たちがこうしたいじめの対象になるというケースは増加しています」

と話す。

その後、いじめに加わった児童たちの親からは謝罪があり、少女は学校にサポートされながら通学しているというが、増加の一途を辿るトランスジェンダー児童へのいじめはイギリスの大きな社会問題の一つとなっている。

以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2017/02/ellis02091147.html

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