栄枯盛衰、かつて栄えていたものも、時代の移り変わりにより突如終焉が訪れる。
2017年2月、大阪のとあるキャバクラが20年の歴史に幕を閉じようとしていた。

繁華街の中心に店を構える「クラブL」。
40坪の店内には、常に20名以上のキャストが在籍。20代の若い女性をメインに揃え、リーズナブルな価格設定で、週末には必ず満席になるほどの賑わいだったという。
人気のキャバクラに、いったい何があったのだろうか。周辺事情に詳しい人に話を聞いた。

「年末にはお客さんが並ぶほどの盛況ぶりでした。それでも往年に比べると、売り上げは伸び悩んでいたそうです」
(キャバクラの客引き)

ここ数年、業績不振といわれているキャバクラ業界だが、ある変化が起きているという。

「最近は若いコがいる店より、熟女キャバクラのほうがお客さんは入っていますね。
『クラブL』もオーナーが変わり、跡地には熟女キャバクラができるそうです」
(同)

数年前から人気が高まっているといわれる熟女キャバクラだが、ここ1年ほどで、その人気は急上昇しているという。
ひと昔前まで、熟女キャバクラとは30代前後の女性キャストが在籍する店のことを指していたが、最近では30代から40代の女性のキャストがメインだという。
しかしなぜ今、若手メインのキャバクラが減少し、熟女キャバクラが増え続けているのだろうか。

「2000年初頭、キャバクラに来る客はヤミ金や振り込め詐欺などの犯罪を働く若者が中心となり、年齢層は一気に低下しました」
(元キャバ嬢)

90年代後半まで、若い客などほとんど来なかったキャバクラ。
だが2000年に入り、ヤミ金融やオレオレ詐欺、テレクラのサクラなどの職業が流行し、大金を持った若者たちがキャバクラで豪遊するようになった。
05年には雑誌「小悪魔ageha」(インフォレスト、現・主婦の友社)が創刊。派手な盛り髪にデコネイルの「age嬢」ファッションは社会現象にもなり、キャバクラ嬢は「小中学生の将来なりたい職業ランキング」にランクインする。
しかし、時代は長く続かない。

「ヤミ金、振り込め詐欺の摘発強化により、それまで豪遊していた若者連中が姿を消しました。
さらに追い打ちをかけたのが、2005年に改正された風俗営業法(風営法)です。
今まで深夜過ぎまで営業していたキャバクラが、深夜1時閉店となったことで、終電を逃した若者たちが来なくなりました」
(同)

最近、よく目にするようになった「若者の酒離れ」など、キャバクラから足が遠のいた理由は諸説あるが、風営法の改正は大きく影響したと見られる。
こうした「若者のキャバクラ離れ」により、客の年齢層が上昇。これに目をつけたキャバクラ経営者がオープンさせたのが、正午から夕方まで営業する「昼キャバ」だった。

「昼キャバ客のターゲット層は、定年退職者などの高齢者。それに合わせ、通常よりも年齢の高い30代以上のキャストを採用しました。
キャストのほとんどが、昼間子どもを預けられる主婦や、離婚歴のある子持ちの女性です。苦労している分、若いコにはできない気配りがあります。
また、若いコに比べ、低コストで雇えるのも大きいです。生活がかかってる分、仕事熱心で、経験者も多いので、一から教えなくて済む。
今や熟女は、若いキャバ嬢よりも経営者側にとって需要が高いといわれています」
(熟女キャバクラ経営者)

昼間は30代前後のキャスト、夜は20代のキャストと二部制にすることで、一時、落ち込んでいた売り上げも同店では戻ってきたという。
さらに二部(夜の営業)にも30代以上の女性を起用し、客層も幅広い年齢へと広げていった。

続く

以下ソース
http://www.cyzowoman.com/2017/02/post_128935.html

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