イギリス国内の記録を更新といえば聞こえはよいが、このほど「世も末」と思いたくなるような出来事で国内の記録が新たに塗り替えられることになりそうだ。
『Mirror』や『The Guardian』が報じたところによると、来月11歳の少女が出産予定で、国内で最も若い母親になるとされている。

イギリス東部に住む11歳の少女が現在妊娠中で、来月にも出産予定というセンセーショナルなニュースが伝えられた。
少女の詳細は法の保護のもと明らかにされておらず、警察の報告では父親となる人物は、少女よりも数歳年上の少年であることが判明している。

先日、2006年に実兄のレイプにより12歳で出産し子供を養子に出したテレッサ・ミドルトンさんのニュースをお伝えしたが、イギリスではしばしば「子供が子供を出産する」という衝撃的なニュースが報じられている。
2014年には12歳の少女と13歳の少年の間に子供が生まれ、この2人は今のところ国内で最も若い父親と母親となっている。
この少女はテレッサさんよりも5か月ほど若かったという。
今では3歳になっているだろう幼児の面倒は、少女が学校へ通っている間は28歳になる祖母がみているようだ。

また、2009年イースト・サセックス州のイーストボーンで15歳少女に誕生した子供の父親と言われたアルフィー・パターン君は、その時12歳でありまだ幼さの残る子供であったため、まさに「子供が子供を産んだ」と当時世間を大きく賑わせた。
しかしながらその後、母となった少女が嘘をついておりDNA検査の結果、15歳の少年が父親だということが発覚している。

1998年に遡れば、当時12歳のショーン・スチュワート君という少年がイギリスで最も若い父親になったことが記録に残されているそうだ。
今回の11歳少女も身体的に未発達な部分も多いゆえに、出産という大仕事には恐らく帝王切開になるだろうということが予想されるが、公にはまだ明らかにはされていない。

なお『The Guardian』によると、昨年イングランドとウェールズで19歳以下の少女が出産した人数は、25,977人に上ったことが国民統計局の調査で明らかになっている。
1946年の24,816人という数字と比較してもあまり差異はなく、過去70年間で若い10代の子供が妊娠・出産を経験する割合が最低のレベルに達しているということを示している。

これまでにも若い少女たちの出産経験を目にしている地方自治体は、出産後この少女や関係者(恐らく父親となる少年)へのカウンセリングをオファーしているという。

以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2017/03/ellis03170642.html

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