ケイティ・ペリーが、自身のレズビアン経験を語り話題を呼んでいる。
3月18日、ロサンゼルスにて開催された国際的なLGBT人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」授賞式にて、ケイティは「National Equality Award(国民の平等賞)」を受賞した。

「正直な話、私はただの歌手兼ソングライターです。」受賞のスピーチでこう口を開いたケイティ。

「私は事実を語ると同時に、ファンタジーをポップソングにして描くこともあります。たとえば『I Kissed A Girl』ですが…。正直に言うと、私は女の子とキス以上のことをしたこともあるんです」

ケイティはヒット曲『I Kissed a Girl』は、タイトル通り「女の子にキスしちゃった」というもの。歌詞はこんな感じだ。

「女の子にキスした、とても良かったわ。チェリーのリップクリームの味がしたの。彼氏が気にしなきゃ良いんだけど、すごく悪いことに感じたけど、でもすごく正しい気持ちもするの」

実際の経験を基にした楽曲だそうだが、敬虔なクリスチャンの家庭で育ったケイティは、このレズビアン経験を恥じていた。「自分のレズビアンな部分が消えたらいいと祈ったものです」

しかし続けて、「その時分かったのは、自分が好奇心旺盛だっていうこと。自分のセクシャリティは、いま私が着ているドレスみたいに白黒ハッキリしたものじゃないってことなんです」と語り、セクシャリティは流動的であることを説明した。

この『I Kissed A Girl』が売れたことをキッカケに、ケイティはLGBTなどあらゆる人々に出会うチャンスに恵まれたとのこと。

子供の頃から教会の教えで「ゲイは恐ろしい人々」と育てられてきたケイティだったが、「彼ら・彼女らは、恐れるべき人々ではありませんでした。私が出会ったことのある誰よりも自由で強くて優しくて開放的な人々だった。彼らは私の考えを刺激してくれたし、私の心を喜びで満たしてくれたんです」と感謝を述べた。

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